Smalltalk

ブログ一部引っ越し

「タイプするサル」からプログラミング関連の記事を独立させます。 http://d.hatena.ne.jp/nextliteracy/ とりあえず、"Crandall"シリーズを移しました。 残りも順次、引っ越す予定です。引っ越しの理由ですが、 プログラミングが「タイプするサル」では困る…

言語進化論

Smalltalkでは"Everything is an object."で、クラスやメソッドもオブジェクトだと気がつく時が、メタプログラミングの入り口です。で、以前、Smalltalk(Squeak)の世界を支える最小のオブジェクトは何か考えて、6つのクラスとメタクラスのペアに行き着きま…

Duration

sml@smalltalk.jpでVisualWorks 7.7から導入されるDurationクラスの訳の議論がされています。 普段、「Cの関数は誤訳」と切り捨てたりしていますが、最初に訳された方々は、色々考え、議論された上のことだったかもしれないと思い至りました。(でも「Cの関…

重複

Smalltalkのイメージファイルにはリファクタリング可能な類似コードがどのくらい含まれているのでしょうね。と考えたら、これまのでプログラムをゲノム的に考えて、遺伝子の数を抽出できたら面白いと思いました。アドレッシングを含んだコード断片から機能を…

青の世界

SMALLTALKで学ぶ オブジェクト指向プログラミングの本質作者: 青木淳,浅岡浩子,澤本依里出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2008/07/24メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 408回この商品を含むブログ (39件) を見るSmalltalkの空気を吸い直してみようと購…

爛柯

http://ich.homelinux.net:8080/squeak/80 今度いつ機会が来るかわからないので、囲碁ソフト、こっそり公開します。 相変わらずテスト駆動ができていませんが、私的には比較的きれいに書けたコードのほうだと思う。 果たして世の中に、Squeakerで、碁打ちで…

シチョウが解けた

囲碁の思考ルーチンの第一歩としてシチョウが読めるようになりました。 実際にかけた工数は果たしていかほどだったのか。脇道に逸れずにアルゴリズムに集中して、途中頭を冷やす時間を入れても2日ぐらいでしょうね。初めて碁盤プログラムを作ったのは、確か…

モデリングの難しさ

久しぶりに、どかっと熱が出る風邪を引きました。先週辺りから寝ている時の肩の冷えが気になって、気をつけないといけないなと思っていたのですが、今週に入ってのどが痛くなり、木曜日には鼻水がだらだらと出て、金曜日をお休みをいただきました。 体力のあ…

Rubyのブロック

プログラミングRuby 第2版 言語編作者: Dave Thomas,Chad Fowler,Andy Hunt,まつもとゆきひろ,田和勝出版社/メーカー: オーム社発売日: 2006/08/26メディア: 大型本購入: 7人 クリック: 270回この商品を含むブログ (152件) を見るRubyの有名な本(通称ピッケ…

Smalltalkのあるべき姿

Objective-CやRubyを見ていると、明らかに言語はSmalltalkに近づこうとしているようです。ではなぜSmalltalkではダメだったのか。思うと、すべてをしようとするところにSmalltalkの他者を受け入れない非寛容性があるような気がします。"Everything is an obj…

日本語Scamper

久しぶりにSqueakを触り始めました。まずはNihongo7でのScamperの日本語化から。Inputまで対応して、Googleで検索もかけられるようになったけど、Yahooだと再検索の時動作がおかしい。世の中の隠れた複雑さを垣間見たよう。 Inputはsubmit時にMultiStringか…

小さなメソッド

オブジェクト指向のプログラミングは、多くの言語で実践されていますが、パフォーマンスを度外視して、メソッドの内容がすっきりわかりやすくなるまで、コードをメソッドに分割していくプログラミングはSmalltalk流のプログラミングと言えるのでしょうか。 …

爛柯

MVCアーキテクチャを使ってMorphで碁盤を作りましたが、マウスのイベント処理に悩みました。 mouseDown:を定義していないサブモーフをクリックすると全体をつまんでしまいます。handlesMouseDown:がfalseを返す場合、「イベントを処理しない」と読むのではな…

爛柯

余りのポカ度に嫌気が差して、ついに囲碁思考エンジンの開発に着手。 アゲハマ処理、着手禁止処理まで実装。

Responsibility

オブジェクト指向のプログラミングでオブジェクトを設計する際によくそのオブジェクトの責務を明確にする云々ということが言われます。責務というのはresponsibilityの訳です。 確かにresponsibilityは形容詞responsibleの名詞形ですが、responsibleは動詞re…

シミュレーションと教育

C5の第1日に参加してきました。大勢の人の情熱に触れて、とても楽しかったです。 たくさんの刺激の中でなぜか悲観的だったことを書きます。Squeaker DVDを販売していたので早速購入してみたのですが、Squeakを科学の教育で使うのはどうしても賛成できません…

Smalltalk

最近、昔から気になっていたSmalltalkというプログラミング言語を触り始めました。 オブジェクト指向を追求したことで有名な言語ですが、オブジェクト指向の勉強をC++でした私には、「オブジェクト指向言語はライブラリ作成言語である」というイメージが強く…

アラン・ケイ プロジェクト

アラン・ケイプロジェクトの講演会を覗いてきました。 やりたくてやっている人たちの集まりで情熱が伝わってきました。 ただ、Etoyを使った科学の勉強は、プレゼンテーションにウェイトを置き過ぎ、と感じました。 原理を理解したアニメーションを作るよりは…