シチョウが解けた

囲碁の思考ルーチンの第一歩としてシチョウが読めるようになりました。
実際にかけた工数は果たしていかほどだったのか。脇道に逸れずにアルゴリズムに集中して、途中頭を冷やす時間を入れても2日ぐらいでしょうね。初めて碁盤プログラムを作ったのは、確か、PC98互換機を買って、囲碁を覚えた大学3年生の時ですから、この2日という時間を過ごすのに、20年以上の準備を必要としたことになります。
メモリ管理やら周辺ライブラリの作成やら、課題を解くのに必ず必要なことがなかなかできなかった。何でも物事は周辺も含めて成立しているのに、周辺を本質でないと決め込んで放り出すのが私の大きな欠点ですが、何年もかけてちっちゃなプログラムを作るのも乙なものです。
Squeakはいいですね。古くて新しい。言語と環境が枯れていて、しかもイメージでそっくり残すから安心感がある。でも、古くならない生命感もある。CやJavaで書くと環境の変化に耐えられず、放っておくと(開発環境だけは新しくしていくので)コンパイルすら通らなくなります。