真似碁

http://www.yodajuku.com/article.php/20101124160944164
依田九段がアジア大会であったマネ碁試合について厳しいことをおっしゃっています。

師匠など周りの人が、「マネ碁をするのは、棋士としての心意気も矜持も捨てることで、軽蔑されるリスクを負うことだ。」と教えるべきだと思います。

なんとそんな碁があったかと検索掛けたら、moto54reという方のブログで紹介がありました。
http://moto54reactive2.blogspot.com/
周睿羊選手vs朴延桓選手の試合。

(図を拝借しました。)
私的にはこのぐらいなら趣向の範囲かなと思いました。
19路盤で真似碁破りはとても大変ですね。というか普通のアマチュアには無理。もう少し碁盤が小さければ中央の価値がすぐ大きくなるのでタイミングをみて天元に打てばよさそう。
「マネ碁をするのは、棋士としての心意気も矜持も捨てることで、軽蔑されるリスクを負うことだ。」という教えはアマチュアへのいい指導です。勝ち負けじゃなくて自己表現とコミュニケーションですから。
でもアスリート系やプロを目指すなら真似碁対策は必須科目のはずですよね。真似碁に勝てない人に碁の最善を追究する能力はない。
例の時間切れ狙いといい、アジア大会は世界共通ルールの探索という意味でとてもいい材料を提供してくれてますね。というか、韓国がお国柄、問題提起をしてくれてる?本当に勝負に辛いですね。