散歩

雨が止んだので、結局、寮でうだうだしているのはもったいないと、ハーバード大学まで歩いてきました。地下鉄1駅半ぐらいの距離です。
大学の正面の本屋に入って、専門書の山の眺めながら、「自分にはこれを読んで理解する時間はもうないな」と思っていると、パッフェルベルのカノンが店に流れ始めました。回りに誰も知る人がなく、執着から開放されて、私はこの世にはいないのかもという錯覚が起こりました。天国はもしかしたらこんな感じかもしれません。
それもつかの間、表に出ると現実に引き戻されました。
所感:「天国はきっとエアコンが効いているに違いない」