Museum of Fine Arts

Museum of Fine Arts(ボストン美術館)に行って来ました。地下鉄の乗り継ぎで乗り継ぎ案内を見ていると、ホームレス風のおじいさんが「どこへ行きたい?」と聞いて、乗り継ぎ方法を教えてくれました。また日本との逆転を感じる。
ボストン美術館には、世界各地域の古代、中世美術と近代、現代ヨーロッパの絵画にアメリカの現代絵画が展示されていました。例によって、通り抜けるように見てきましたが、ピカソさんやモネさんの絵を見て、作者はこんな風に自分の作品を並べて展示して欲しいとは絶対思っていないんじゃないかと思いました。どちらも1枚だけ見ると、とても印象深い作品なのですが、並べられると、ああこういうタッチで色んな作品を書いた人なんだと、あだち充さんの漫画の主人公展と同じように見えます。
バロックルネサンスかカテゴリはよくわかりませんが、中世ヨーロッパの作品を見ると、立体感やら遠近感が不自然でいまいちでした。フェルメールさんやレンブラントさんは突出した人たちだったのでしょうか?あるいは絵の見方が間違っているのかもしれません。
あまり心を揺さぶるものはないなーと(そういうもの求めて美術館に来てはいけないのでしょう)最後に特設ギャラリーを覗いたら、Laura McPheeさんのRIVER OF NO RETURNという写真展で少しがつんとやられました。RIVER OF NO RETURNがどういう意味かわかりませんが、自然と生活の中の動物の死がテーマの1つのようでした。
帰りは歩いて帰りました。海外だとなぜか歩くのが楽しい。