私だってゲームチェンジャー

Startup Weekend Manilaに参加して、たった今ホテルに戻りました。


空港で「えっ」と思うこともあってビビりながらの珍道中の始まり。ホテルにチェックインしたときには、「おれ、こんなところでナニしてんだろう」と思いましたが、それ以降はこちらの人たちみなさんとっても優しいです。昔の日本人を見るよう。ピッチ(短いプレゼン)の時の緊張の仕方とか見て、ああ同じアジア人だなーと共感しました。


私が英語で説明できることはかなり限られているので、テーマ名を言っただけでわかるものを選びました。御陰さまでピッチで受けました。受けるのと実際に人が集まるのは別物なのであきらめていたというか、受けただけで当初の目的は達成したと満足していたところ、プレスクリーンで残り、幸いチームが組めるだけの人が集まってくれて提案したテーマで開発をすることができました。
参加者総勢270名強、27チームで二日間の開発開始です。

テーマ名だけのテーマだったので案の定すぐ行き詰まりましたが、誰からも見捨てられることなく、最終ピッチまでたどりつくことができました。最終ピッチはこちらの人にお任せしました。それでも、何人の方からピッチの後、面白かったと声をかけてもらいました。ピッチはustreamで中継されたので録画が残っているかもしれません。

ほんと、楽しかった。


思えば、私は昔から努力もせずに挑戦するのが好きでした。
小学生の音楽の授業の時、自由参加の立て笛の演奏テストがあって、女子だけが挑戦していました。なぜかやってみたくなって、大して練習もせずに手を挙げ、震える指でたどたどしく吹いたところ、拍手喝采をしてもらいました。
それから他の男子も挑戦するのが普通になったのをよく覚えています。

トリックスターという言葉がありますが、あれは私のためにある言葉ですね。本人はいたくまじめなのですが、端から見ると道化のように不真面目に遊んでいるようにしか見えない。でもそれで周りが少しだけ変わってくれる。


英語が苦手ででも挑戦したい人にはフィリピンを是非お勧めします。下手な英語でも誰もやな顔もせずによく話を聞いてくれます。


スターバックスに行ってカプチーノをお願いしたら、店の女の子に名前を聞かれました。「うわ逆ナンパされた」と喜んで、私も名前を聞き返しました。
それを打ち上げの席でメンバーに聞いたら、紙コップに名前を書くのが慣例で、知らない人全員に名前を聞く、ナンパされるときには名前じゃなくて電話番号を聞いてくるもんだと言われてがっかり。じゃあ名前を聞き返すのは?と聞いたら、そんなやつおらんと言われて今度は恥ずかしくなりました。

みなさん注意しましょう。


気を取り直して、ほかにフィリピンならではの話はないかと聞いたら、
フィリピン人は「ば」だけで会話できるそうです。
「ばーばば」「ばばば」

意味わかりません。ホテルでチェックアウトするときに信じて「ばばば」と言ってみます。