リーマン予想4
<要書き直し>
前回は、パイ函数がどんな函数か見ました。
パイ函数の定義は積分の形で与えられましたが、以下のように書くこともできます。
以下、証明の概略です。
まず、が凸函数(二階微分が0以上である函数)であることを示します。
(任意のuでが成り立つことを示すと、示せます。)
とすると、が凸函数であることから以下が成り立ちます。
従って、
ところで、
だからこれを(4)に代入すると、
それっぽい式が出てきました。
パイ函数で数列を押さえ込む形にして極限を取ると、[tex:0以外の範囲にも拡張できます。0で定義しましたが、その函数とz>0で同じ値を取り、z<0でも整数以外のところで値を決められる函数(1)を求めることができました。
今日はここまでです。