切れキャラ

子供の頃から、自分の身の回りで起こった何か(自然現象でも人的現象でも)が論理的に間違っている時に、感情が爆発する傾向があり、子供の頃は、泣いてましたが、会社に入った辺りから怒るということを覚えたようです。
まあ社会人がそうそう泣くわけにはいかないので、怒るしかないのは本人にとってある種必然的なことなのですが、怒ることが特別なことになったのはいつからなのでしょうね。
親父たちがちゃぶ台ひっくり返していた頃は、極普通のことだったはずですが、今は、中間管理職より上の幹部以外は、怒ることは普通じゃないようです。
どうやら普通の日本人は、怒りを、本当に、地震雷火事親父のように天災にしてしまったようで、天上の人の怒りは天災としてあきらめますが、隣の人(私)が怒ると扱いに困るようです。
怒らない人間って、裸の王様に裸だと言わないのと一緒で、ある種の誠意が欠けているはずなんですが、その点に関して普通の人は罪悪感がないのでしょうか。
私は、つくづく、思えば、人の道から外れて遠くに来たものです。