リグレト

http://rigureto.jp/
Wired Visionの記事を見て面白そうと、登録してなぐさめを投稿してみたら、予想外の「ありがとう」が返ってきました。
(後悔を投稿した人が、なぐさめに対して「ありがとうを送る」をクリックすると、30秒間何度もクリックできて、その後後悔が「成仏」します。)
これはワンクリック募金より直接的ですごいかもしれない。
これを作ったディヴィデュアルという会社、ミッションが「『いきるためのメディア』のデザインと散種」です。
ウィキペディアより。

散種(さんしゅ,仏: Dissémination,ディセミナシオン)とは、哲学者ジャック・デリダの代表的な用語。
解釈への可能性についての概念。ただし、多義性とは異なる。
多義性では、なぜその単語を使ったか知るために、時代背景等を考察する必要から、無限に遡ることが許される。 だが、遡ることが出来るのは、あくまで過去に存在していた意味の「解明」としてなされる。すなわち、かつて「過去」に存在したもので今後未来に回復されるべきものとして存在する。
対して散種とは、意味を遡る際に、それは過去に存在していたかどうか、過去にそのような意味で使われていたかどうかは関係無い。過去には別の意味で使われていたかもしれないが、それは遡ることは出来ない。また、今後ある言語の内部で新たに別の意味が設けられてしまうとき、その意味は多義性というものではなく、一つの意味に回収され得ず拡散していく。 散種とはすなわち、多義性という「同一性」にとらわれない差延的運動である。

深い、深すぎる。言葉を、履歴ではなくて運動としてみよと?言語の中に、意味、意図よりも優先するなにものかを見いだせと?
そうかそれがポスト構造主義か。