米国経済対策

大統領からは日本の失われた10年が教訓として挙げられ、日本と比較にならないほど速く、アメリカの経済関連法案が可決されました。これをネタに報道が日本の状態を批判してます。
なぜ、こうも経済至上主義に傾くのでしょう。
アメリカと日本の不況を比較すると、失業率に大きな差があります。アメリカ現在、7.6%。EU、7.8%。日本は4.4%から急増加中。失われた10年の最悪が5.5%。1割近くが失業することになれば、そりゃ不満が爆発します。景気対策でしか失業率を下げることができない社会構造が経済至上主義を後押ししています。
効率化されて、少人数で世界の需要をまかなえれば、普通に考えれば仕事を失う人が出る。そこに雇用を産もうとすると、バブルしかないんですね。
突出したリーダーを出さず、高揚感ないままに、悪口言いながらしのいでいく日本流がイデオロギーなき時代の最善かもしれません。
派遣形態は好景気用雇用なので、これは変えないといけないのかな。