証券化

サブプライムローン問題は、証券化というキーワードのところでわからなくなります。ググってみてもわからない。金融危機のニュースを見る度、気になるので、仕方がないから自分で考える。

  1. ローン会社は、買えない人にお金を貸して、中古市場があるものの買い物をさせる。買えない人に買い物させる、中古市場というところが肝。ローン会社は、お金を貸す結果、債券ができる。
  2. ローン会社は、債券を証券会社に売る。売ったお金でまた貸して、中古市場の需要を増やす。
  3. 証券会社は、債券を証券化する。なぜ証券化できるか。もし借りた人がお金を返したら債券は通常の利子が付くだけ。でも返せなかったら担保である購入物を得る。購入物は、ローン会社が中古市場の需要を増やしていることで、値上がりしていて、利子以上の利益を生むから。
  4. 投資家は、中古市場が高騰する限り、証券はローリスクハイリターンだと判断して投資する。
  5. 証券会社は、証券が売れたらまた債券を買う。

本来買えない人たちが、魔法の力で、住宅、自動車が買えるようになると、需要が増えて景気がよくなる。景気がよくなって投資をすると、魔法が続く。なるほど、バブルだ。
需要と供給から価格が決まるという競争市場の基本法則を使っているだけなのに、なんて不安定なシステムだ。
グリーンスパンさんは何を根拠に 100年に一度と言ったのでしょう。