生きるものは脈動する、の続き

問題設定:体の脈動は精神に如何に影響するか。
息を吐くときに副交感神経が優位になって、精神的に安定(抑制)するとはよく言いますが、思考まで考えた場合、脳みそにはどの程度のローパスフィルタが入っているのでしょうね。カットオフ周波数は呼吸周波数よりは長いと思いますが、それでもかなり、吸っているときと吐いているときとでは人格が違うのかもしれない。心拍でも同じことが言えるかもしれません。実は日々の会話の反応は、互いの呼吸や心拍の位相で大きく変わっているかもしれない。
息を長く止めようとする場合、息を吐いてから始めるのがいいそうです。酸素が体に十二分にあると、細胞の呼吸の結果、二酸化炭素濃度が増えて、酸素の欠乏ではなく二酸化炭素の濃度上昇が呼吸運動を刺激するから。
水中を生活圏にする哺乳類はみなそうしているらしいですが、普通の人間はそうはしません。脳が採用する戦略と実際の最適解とがいかに違うかのよい例ですが、生きるものは(脳は)脈動を求めているのですよ。
勝手に納得。