200本

イチロー選手が日米通算3000本安打を達成しました。
イチロー語録は、まるでコピーライターを雇っているのではないかと思うほどかっこいいものがありますが、あの人の偉大なところは、目標を年間200本安打(最多安打)に置いているところだと思いました。
打率を目標にすると、不調が苦になる。でも安打数を目標にしたのなら、不調のときでさえ打席に向かうモティベーションが生まれる。打てなくても安打数は減らないし、打席に立たなければ安打は増えない。しかもホームランは狙った結果、得点するチャンスを失う可能性もあるわけですが、ヒットは必ずチャンスを継続させる。チーム貢献とも両立する訳です。(不調と貢献のバランスは監督が考えたらいい。)
羽生善治さんといい、どうも尊敬に値する人たちは年下に多いようです。
イチローさんは結果として素晴らしい業績を積みつつありますが、世間には同じように努力している無名の人たちがいる。姿勢を見て見習う精神を育てていかなければいけません。