量子力学

実用的な量子力学は確率解釈の下、観測対象に影響を与えない観測過程はないとした上で、観測過程はその力学で記述されないとすることで、世界観を示す手段ではなくなりました。代わりに重ね合わせの原理という単純な原理を手に入れた。
それで色々な計算ができて、実験結果と合ってしまったものだから、線形近似を原理だと思い込んでしまったんですね。線形理論だと観測における波束の収束が説明できないから多宇宙論まで出てくる。
簡単なことで力学が線形じゃないんですよ。非線形項があって、それはおそらく観測系含めた質量が関係している。

質量は、慣性や重力だけでなく、波束の収束にも関係している。