永田雅宜先生
最近、残業がないことと、お酒に少し懲りたことから時間ができました。囲碁三昧もいいけれど、せっかくだから人生の中でやり残したことをやろうと思ったら、最初に思いついたのが、「ガロアの理論」の理解でした。エミール・アルティンさんの「ガロア理論入門」が手元にあったので、これを読もうかと思います。
- 作者: アルティン,寺田文行
- 出版社/メーカー: 東京図書
- 発売日: 1974/10/01
- メディア: 単行本
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大学のとき、永田雅宜先生の線形代数の講義を受けました。まぐれでいい大学に受かったお陰で、こんな偉人の講義を受けられるという恩恵に恵まれたのですが、猫に小判だったようです。なぜXXだからYYなのですか?という質問をしても、XXだからYYでしょうと回答が戻ってきたことを覚えています。頭のいい方は論理が圧縮/省略されているのですね。結局、ウーパールーパーとか誰かが付けたあだ名に親しみを感じることが精一杯でした。「数学の巨人 永田雅宜 〜ひたむきに歩き続けた人生〜」を拝見すると、ずいぶんお痩せになった気がしますが、とてもお元気そうでした。