生きるということ

先週は4日間出張に行ってきました。
出張先で色々な人と話をしたり、知らない土地を歩いたりすると、「ああ、人というのは目的を持って生きている訳ではなくて、事情を抱えて生きているんだ」と改めて思いました。
営利団体の中で生活していると、とかく目的に目が行きがちですが、それは極狭い、表層的な部分の現象であって、人は本当はそんなところで判断や行動をしたりはしない。もっともらしい筋があると、納得感というか、不安が取り除かれるというか、外れたも仕方がないという達観というか、そういうものは得られるかもしれませんが、やっぱり人は業に従って生きている。自分の業が説明不可能なものなら、誤解されてもそれを受け入れて生きていくしかないのでしょう。