衝撃

「”グーグル革命”の衝撃」「インドの衝撃」と、NHKスペシャルを見ました。
「”グーグル革命”の衝撃」は普段から意識していたからか、特に衝撃はなく、語り手のGoogleのイントネーションぐらいが衝撃でした。Googleが頭がいいのは認めざるを得ないのですが、なぜかやっていることに創造性を感じなくなりました。結局、彼ら(Web2.0)はインフラを提供して、その上で今まで成立しなかった取引を成立させることで、使用料を取る人たちで、ビジネスモデルとしては、電話会社や電力会社と変わりがない。そう思うと彼らは果たして歴史に残るようなことをしているのか疑問を持つようになりました。「ページランク」では技術の歴史には残れないでしょう。今学ぶべきは、やはりApple社だと思います。
逆に「インドの衝撃」は衝撃でした。学力もハングリー精神が大切だという当たり前のことを気づかされました。数学の論理性が軽視されてロジカルシンキングというインチキ臭い思考がもてはやされる日本は、10年しないうちに世界で仕事を獲得できなくなりそうです。