Stefan Bergman賞

思い出シリーズ第二段。
行きの乗り継ぎで出会った旧知の人から平地健吾さんがStefan Bergman賞をこの4月に受賞されたことを聞きました。Stefan Bergman賞は数学の有名な賞だそうです。心からお慶び申し上げます。
平地健吾さんには、駐在時にお世話になりました。テニスをしたり、Mount Diabloに散策に行ったり。Mount Diabloはその名の通り、草木が一切生えていない灼熱の山で、持って行った水が心細かったのですが、分けていただいたほっかほっかのオレンジが染み渡るように美味しかったことを思い出します。親切に写真も送っていただいた記憶があるのですが、例によって筆不精の私はお礼も出さずに失礼してしまった気がします。
「核関数の漸近展開をを幾何的な不変量を用いて記述する・・・、パラメータを含むワイル汎関数という,境界の近傍で定義される新しい幾何の不変量の族を導入し,・・・」
難しいことが「わかる」人だったのですね。