真理か格闘か

5月1日から3日間、CSK杯囲碁アジア対抗戦が「幽玄の間」で中継されていたので楽しませていただきました。
初日の、李世ドル九段−高尾紳路九段戦がちょっとショックでした。素人目には高尾本因坊勝勢だと思った直後、左下隅で大きく後退、あっという間に抜き去られた感じを受けました。本因坊戦ではあんな碁は打たない人なのに。
やはり、改めて囲碁の仕合をするということは、真理の探求ではなく、脳の瞬発力、持久力を争うことだと思いました。いくらリードしても息が上がれば負けてしまう。間違えるのは現象であって、敗因ではない。
脳持久力ってうまく測ることできたりしないでしょうか?