21世紀のイデオロギー

たまには難しいことを考えてみました。
イデオロギーの終焉が60年代に説かれたそうです。どんな内容かは知りません。1989年にマルタ会談で冷戦の終結が宣言されて、1994年に中国が市場経済を導入して以来、事実イデオロギーは終焉し、経済至上主義が世界を覆っています。
石油を基本とする大量生産、大量消費への移行はとどまることを知りませんが、その様子はまるで餓鬼のようです。
現在は、マスコミの増幅もあって、日々景気の上下を一喜一憂する生活が続いていますが、地球が有限であることを知り、有限の中で生きていることをすべての前提として法体系を組み直す時期に来ていると思います。
有限=際限。新しいイデオロギーとしてこれを「際限主義」と呼びたいと思います。