岡本太郎 地底の太陽展

岡本太郎さんの生誕100年祭のイベントの一つ、地底の太陽展を見学に万博記念公園に行ってきました。



太陽の塔、遠くから見ても近くから見ても、何か笑みがこぼれます。
こんなもの(失礼)よく作ったなー、だからこそ世界に誇れるモニュメントだと感心します。


地底の太陽展ですが、テーマは生命の進化と多様な文化と言ったらいいのでしょうか。
肝心の地底の太陽は現在行方不明とのことです。
地底の太陽展は10月10日まで。常設の展示も一緒に見られます。
当時も公害や民族紛争など課題が山積みの中、「人類の進歩と調和」が万博全体のテーマでした。課題の多さは今も昔も変わりません。当時と今、自分に照らして国の年齢というものを感じました。


人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。ぼくは逆に、積みへらすべきだと思う。財産も知識も、蓄えれば蓄えるほど、かえって人間は自在さを失ってしまう。過去の蓄積にこだわると、いつの間にか蓄積物に埋もれて身動きができなくなる。

岡本太郎さんご自身も加齢と戦い続けていたのかも知れません。