自戦記

今日のNHK杯張栩棋聖趙治勲九段の一戦はすごかったですね〜。
触発されて、KGSで一局打ちました。私の白番。

白6の割打ちに対して、黒は決めない打ち方をされました。でも、白12と黒13の交換なら白得しましたか。
すそがかりとか工夫せずに、黒17のかかりは正直過ぎるというヤツでしょうね。ハネついで白満足です。
黒23のシマリも白の希望通り。11のカタを見ながら、三三に入って気持ちよく打っています。黒29はオサエないと効かされと聞いたことがありますが、27の左にあてた石をとった形が厚いということでしょうか。
黒さんは、序盤のあれこれで勝負は決らないという堂々とした打ち方です。

下辺で先手がもらえたので、左辺の黒石を攻めました。
白56と厚くついだ時には、右上のシマリにつけて上辺の黒を分断するつもりだったのですが、3十三辺りにつけられると、左下の白が薄くなるような気がして、白58につけましたが、勝手読み過ぎました。黒59に守られて愕然。とりあえず、逆からつけて右辺の白の安全を図ります。中央下の白もお荷物になりそうで、この辺り、形勢悪くなったと思いました。

80に黒81と下から受けられてびっくり。84とオサエてやる気が出てきました。

黒95のカケが来て、白も必死のところです。96で白99は出切られてつぶれますが、白96でも読み切れてませんでした。白108と出るタイミングを間違えると駄目詰まりで危なそう。白112は113の抜きがよかったですか。
相手の一等地を割りながら中央は厚くなったので、こういう碁は地が足りていると勝手に思いました。左上を守る前に左辺の黒を攻める振りをして、中央下の白石が切られないように気をつけながら、大きなヨセを心がけて、白4目半勝ち。