清水市代女流王将vs.あから2010速報

http://www.ipsj.or.jp/50anv/shogi/20101012.html
普段、囲碁NHK杯は10分で昼寝に入ります(失礼)が、清水女流王将とあからの一戦は6時間、Twitterを併用しながらニコ生の非公式中継を見続けました。
清水女流王将がプロかというと、連盟が認めたプロという意味ではプロ、一般棋士の四段昇段していないという意味ではアマという位置付け、カスパロフvs.ディープブルーと対比させるわけにはいきませんが、歴史的な対局を目撃している気持ちになりました。
見る目がないだけかもしれませんが、コンピュータ囲碁と比較したら合理的っぽい手に見えました。
美濃囲いを縦からおどそうと清水女流王将が桂馬を指したとき、プロの感覚からは受けないことはないところ、コンピュータは攻め続けて押し切ったようです。コンピュータは盤上の距離感や強弱は見ていなくて、ゲームツリーの距離だけ見ているからなのでしょうか?羽生マジックにも通じる感じがします。
なんだか生きているうちに、将棋も囲碁もプロが勝てなくなる瞬間を見ることができる気がしてわくわくしてきました。
人間がコンピュータに負けるのを期待しているわけじゃないですよ。ある人(たち)のアイデアをコンピュータで増幅した結果が専門家を凌駕するのです。
イデアを出すのはあなたかもしれない。