ワープロのようなスプレッドシートのような
iPhoneで遊び始めてから、世の中にはこんなにプログラミングする人が大勢いるんだからもう私はプログラミングはしなくてもいいやという気持ちになりました。
ところが、「思考の増幅器」のようなソフトにまだ出会ってない感じがあります。あれができるこれができるというものよりもっとplainなもの。
イメージを列挙すると、
- 基本的にドキュメンテーションツール。俗にいうワープロ。
- その中にプログラムも埋め込んであって、作者は文章とプログラムソースを書き、読者は文章とプログラムの出力結果を見る。この意味ではスプレッドシート的ですが、スプレッドシートのように表フォーマットを強制せず、汎用言語でプログラムする。
- 汎用言語と言っても、ソースコードは表示場所に偏在させて、順序やレイアウトには依存しないようにしたいので、自然、関数型言語を採用することになる。
- 数式処理能力を持つ。単純な計算や式の入力はFEPが行う。その意味でFEPがインターラクティプなインタープリター。
- 一旦元となる式を入力すると、その後の同値変換はGUIで粘土をこねるように変換する。
(紙の上で鉛筆で式変形するあの感じ。)
- 同値変換は履歴が残され、どれを表示するか選択可能。
- グラフ描画やドロー系は疎くてイメージが湧かないけど、これも何か素晴らしいモノが待っているはず。
Office Suiteは大勢の人の必要性に答えているすごいソフトですが、紙を使っているときと比較して、とても「増幅」されている感じがしない。
OpenDocというものがかつてあって、興味を持ちましたが、コンポーネントベースっていうのも違うかなという気がします。
色んなアプリを使って作るとか、色んなコンポーネントで構成する、っていう状態から解放されたい。
数学の問題を考えるのに、紙を使ってやっていることを手伝ってくれるような何か。
スプレッドシートはある面それをしてくれるけど、もっとフォーマットフリーで自然言語寄りの何か。