言語とモデル

実家で四歳の姪っ子を見て、可換体論を眺めていると、

  • 脳には予め世界のモデルがあり、モデルと実世界の整合性を成立させるべく、言語を習得する。
  • 言語を入力として、新たなモデルを構築する瞬間が理解というものである。
  • 理解すると、モデルの、言語による別の表現が生まれる。

と実感しました。
追記:
昨日、NHK吉本隆明さんの講演番組がありました。聞き入ることができず、途中で視聴を止めてしまいましたが、芸術言語論という言葉は印象に残りました。

言語は自己表出のためにある。コミュニケーション機能は二次的なもの。

コミュニケーションで「自己」が変化するので、「二次的」という表現はインパクトを狙った表現かと思いますが、割り合いしっくりくる言葉でした。