Earth at Night

今の家電メーカでは「新興国」というキーワードがホットで、ちょっとニュースを検索するだけでも、日本の大手電気メーカの新興国向け取り組み記事が出てきます。その絡みで、NASAEarth at Nightを思い出して、lucianoさんのEarthMorphで球にしてsqueak上でぐるぐる回してみました。人口密度と重ね合わせてみたい。
眺めてみるとすぐ気がつくのですが、照明の極めて人工的な境界は、アフリカでも中東でもなく、朝鮮半島にあります。周りがみんなそうならばそれは自然の摂理ですが、国境を跨ぐとこれだけ世界が異なる場所は他にない。世界で最も不幸な場所は朝鮮半島かもしれません。
NASAAstronomy Picture of the Dayは素敵なサイトですが、あそこのアーカイブからEarth at Nightを集めてみたら、全部同じ写真でした。時系列じゃない。NASAもそれほど暇じゃないか。未電化地域の変遷を見るために毎年の写真を合成してもらいたいものです。
わざわざSqueakで丸くしなくても、Google Earthに「Earth 街の灯かり」というレイヤーがありました。Earth at Nightとはちょっと違う写真のようです。拡大しても解像度上げてくれません。
National Geophysical Data Centerにはもう少し詳しいデータがあるようです。1992年から2003年までのデータと、1994-1995年の光の種類別データ。