F-Script

プログラミングパラダイムは、色々知りたいとは思っていたけれども、1つ知るために1つ言語を覚えないといけないと腰が引けていた私にはOzはプログラミングパラダイムを勉強するのにいい機会になりました。残念ながら役立つプログラミングをするにはライブラリが足らないようですが、検討中のアルゴリズムの整理をするには便利な言語だと思いました。「便利な」と「よい」とはちょっと意味が違っていて、VHDLと同じ香りですね。同じ計算を表現する方法が複数あると、普通のユーザーは戸惑ったり、逆に不自然な記述をしたりして学習曲線の立ち上がりが遅くなります。
さて、Xcodeがどうも慣れなくて、RubyCocoaにもなかなかハマらず、ヘルプを読むのも面倒だし、Smalltalkのブラウザやインスペクタのような環境でCocoaプログラミングできたらXcodeObjective-Cにも徐々に馴染めるかもと思って検索かけたら、案の定ありました。F-Script
オブジェクトブラウザで、Objective-Cのクラスをブラウザのようにブラウズしたり、存在するオブジェクトにインスペクタからメッセージを送るような感じでメッセージが送れます。(ただ、操作が間違っているのかすぐにフリーズします・・・)
あったらいいと思うものは既にあって、さて一体何を作ったらいいのかという悩みは、家電メーカだけではなく、日曜プログラマーの悩みにもなりつつあるようです。