レジ袋の経済学

よく忘れることもありますが、マイバッグ運動を続けています。
さて、この行動、経済的にはどういう影響があるのか考えてみました。
みんながマイバッグ運動すると仮定すると、

  1. コンビニやスーパーはレジ袋費用が必要なくなる。売っているものや価格は変わらないからレジ袋分すべて利益増になります。この時点ではGDPに影響なし。
  2. レジ袋メーカは売り上げがなくなります。ここでGDPが落ちる。メーカはビジネスを変更するしかありません。

クールビズウォームビズは、ホワイトカラーを抱える企業の空調費用を利益化して、ネクタイメーカに打撃を加えました。
どちらも大企業を優遇して中小企業を締めるプロモーションです。プロモータに狡賢さを感じます。
もしかしたらどちらも霞ヶ関発でしょうか。
でもこれが、社会のトレンドの変化というものでしょうね。売れていたものが売れなくなるのだから、経営者は変化に敏感でないと大変です。
経済縮小のイデオロギーを望んでいますが、実現したとしても、このように消費者に直接利益還元されない形で進行するのかもしれません。