争点のずれ

2ヶ月ちょっと、内面の公開に挑戦しました。40過ぎて冷静に書けるかと思ったのですが、どんどん心の奥底に引き込まれていく自分がいました。まだまだ不惑にはほど遠いようです。環境が変わったことを機会に外に注意を向けたいと思います。
参院選に向けて討論番組が盛んになっていますが、国債の発行に関する議論はもはや登場しないようです。「成長を実感に」と言いながら平成19年度予算で既に25兆円の国債発行を予定している。20兆円を国債費に使って25兆円の国債を発行する狂った予算を続けている。特別会計まで合わせたら微々たるものだという意識なのでしょうか。
各党とも格差の是正を歌っていますが、税の機能の1つである富の再分配が国債によって機能不全になっていることにもっと注意を向けてもいいはずです。国債に関する政策は郵政民営化によって抑制する力が働くはずですが、実際にはそんな報道は聞いたことがない。
基礎年金番号すらわからない私ですが、年金と同じくらい債務をもう一度争点にしてほしい。