ポテト・スープが大好きな猫

ポテト・スープが大好きな猫

ポテト・スープが大好きな猫

躁から鬱への移行期で苛々が最大を迎えていますが、少し気持ちが優しくなれる本が届きました。
村上春樹さんが翻訳ということできっといい絵本に違いないと思い、買いましたが、予想通り良かったです。
2年前の猫を、正月休みに外に放り出した時のことを思い出しました。http://d.hatena.ne.jp/yich/20050103
戻ってみると、夜になるまで姿が見えなかったのですが、暗くなってから鳴き叫び続けてガラガラになった声で「窓開けてよ」と鳴きました。その2、3日後、トイレに糞にまみれた細い綱がありました。こんなもの食べて飢えを凌いだんだなと、かわいそうなことをしたと思いました。
まさにこの経験そのものが絵本になっています。
絵本と違い、年取った雌猫ではなく子猫だったので、機嫌を気にする必要はありませんでした。元気にしているかな。あるいは、天国で足の不自由な猫と仲良く遊んでいるかもしれません。