また始まった

20目以上違う終盤で、最後のダメ詰めで間違えて、気が狂いました。なんで投了しないのだろう、なんでこんなにレベルの低いところで囲碁しないといけないのだろうと、布石から中盤で優位に立つともう相手を馬鹿にしてゲームに対して興味を失います。で、手所で読む気がなくなって連敗する。我ながらこの侮蔑すべき人格なんとかならないものかと思います。
しかし、昔は緊張感のあった4段が、もう退屈なレベルとはっきり感じます。くだらない性格で、死活を丁寧に読む誠意もなくても、打ち続けるだけでそれなりに向上していくところが、ダメな人間でもじたばた生きる価値があるのでしょう。

頑なの心は、理解に欠けて、なすべきをしらず、ただ利に走り、意気消沈して、怒りやすく、人に嫌はれて、自らも悲しい。
中原中也