オープンソース党

たかじんのそこまで言って委員会」で共産主義の是非と存続についてつついています。(もちろん、出演者の皆さんは、現代の有識者の方々で、私のような無知な人間が「つついている」と表現するのは失礼だと認識していますが、言いたいことを言うだけでその場で何も進歩のない会話を議論とは呼ばないでしょう。)
共産主義は、(背後の思想や理想は教科書程度の今年か知りませんが、)結局、国家がブルジョアから生産手段を取り上げただけため、搾取の構造が結局変わらなかったと理解しています。資本主義は、株式という誰もが発行する権利を持つ資本を発明することで生まれながらのブルジョアとプロレラリアート(脳の奥からずいぶん使っていない単語を思い出すと、なんだかプロレスのわざのように響きます)の構図を打ち破ったと想像しました。
日本共産党は、日本の共産化を目指しているわけではなく、弱者の政治的救済を目指していると、これまた想像しましたが、営利団体の利益分配以外の政治のあり方を示すなら、今時なら共産主義ではなく、オープンソースではないでしょうか?オープンソースの実際の活動がどんな政治的匂いを出すのかよくわからないのですが、「開かれた源泉」という語感や、実際の営利より貢献を重視した活動内容、理想郷の追求ではなく実践を優先している点など、現代人が潜在的に求めているものをよく表現していると思います。
私ならこれで総理大臣目指すな(笑)。