職場

職場でちょっと浮いてしまっている人がいて、確かにちょっと思いやりの足りないところがあるけど、そう悪い人でもありません。ところが、最近の人付き合いというのは、ちょっとギクシャクするとそれが、簡単に増幅する傾向にあって、(これはきっと生きるのが楽になったからでしょうね。人に嫌われても不自由なく生きていける)結構角が立ったりします。一人が悪者にされてしまう傾向があるけど、事実は一概にそうとは言えません。
そういうことを察しつつも、どうしようもなく、どうしようとも思うことなく、日々過ごすのですが、思い出されるのは、中原中也の詩の一節です。
「頑なの心は、理解に欠けて、なすべきをしらず、ただ利に走り、意気消沈して、怒りやすく、人に嫌はれて、自らも悲しい。」
人には人に言えない悩みがあるけど、その不理解に憤ってしまう自分もいる。そんなところでしょうか。人間って大変です。