屈原

大河の一滴

大河の一滴

より
 滄浪の水清まば
 以って吾が纓(えい)を濯う可(べ)し
 滄浪の水濁らば
 以って吾が足を濯う可(べ)し
「潔白なこの身に世俗の汚れたちりを受けるくらいなら、この水の流れに身を投じて魚の餌になるほうがましだ。それが私の生き方なのだ」という屈原に漁師が歌った歌です。

最近、よく人の怠慢にキレることが多いのですが、志を持って生きようという人は極少ないことをちゃんと理解しなければいけない歳になったのかもしれません。