考えるということ

10月1日に新幹線のダイヤ改正があって、のぞみが増えました。これに伴って会社の契約チケットでものぞみに乗車できるようになって、速くなって安くなると単純に喜んでいたのですが、実際に出張に行ってみて、初めて大きな問題に気がつきました。
ダイヤ改正に伴って、のぞみにも3両の自由席ができたのですが、ひかりがほどんどなくなって、のぞみになったということは自由席が大幅に減ったということなのです。
行きに比べて時間が定まらない帰りは、東京駅から自由席で帰ることがほとんどなのですが、先日の出張では自由席に乗ろうと並ぶ大勢の人と結局40分近く並びました。
ひかりが減ってのぞみが増えたということはこういうことだったのです。
経験しなくても容易に想像できたはずで、ああ考えるということができなくなっていると痛感しました。
ちなみに鉄道に詳しい人に聞いたところ、新幹線は奇数者両はトイレがあるので偶数車両の方が座席が多い。だから自由席で同じくらいに人が並んでいたなら偶数車両に並んだ方が座れる確率が高い、とのことでした。