木を植えた男

 フレデリック・バック制作、ジャン・ジオノ原作のアニメーション「木を植えた男」を見ました。
不惑の信念で木を植え続けた人の物語を、不惑の信念でアニメーションにした作品。
一体、二人ともどんな人だろうとウェッブを検索したら、案の定すごい方々でした。
ジャン・ジオノは、アメリカのリーダーズ・ダイジェスト誌から生涯で最も印象に残った人物についてのエッセイの依頼を受け、「木を植える男」を書きました。ところが、リーダーズ・ダイジェストが独自に調べたところ、主人公エルゼキル・ビフェエが実在の人物でないことがわかり、エッセイの掲載を拒否しました。ジオノは、掲載拒否を了承し、この作品の著作権を放棄。翌年、ヴォーグ誌が作品を掲載し、世界的反響を呼ぶことになりました。
フレデリック・バックについては、インタビュー記事を読むことができます。