新聞

1996年6月2日の朝日新聞天声人語より

人間、こと志と違ったときほど、地が出る。どう振る舞うかで、器の大きさがわかる。

志とか地とか器とか、わからなくなりました。震災を見ていると、更にわからなくなります。


神戸のロケの前日の渥美清さんの言葉。

あすは厳粛な場所に行くんだね。たくさんの人が亡くなった地べたを歩いて芝居をしなければいけない。

この作品が渥美清さんの遺作となりました。
民放が災害報道から通常番組に戻るのはいいことだと思いますが、録画のバラエティを流されると、他に何かないの?寅さんとかどう?という気持ちにはなります。

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