デバッギングザデベロップメントプロセス

日常の習慣(歯磨き、挨拶、日報、週報、テニス、・・・)が億劫になっている時には何らかの問題を抱えている。解決の目処がつくまで問題を解析し、方針を立てて、無理はせず、まず習慣を取り戻すこと。自分の習慣を崩してまで対処しなければならないほど重要な問題はまず存在ない。

これは自分の言葉ですね。自分の仕事の状態を診断するいい指針になっています。他の人を見て声をかけることもたまにしますが、十分わかってもらえることはありません。自分で気づくしかない。

バグの修正をあと回しにしてはならない、今すぐ修正すること。

メールを読むのは朝会社に着いた時と、昼食から戻った時と、その日にはもう戻ってこない時だけにすること。

バグを見つけるためにソースコードを見るのは怠惰かつ無能な行為である。プログラマがデバッガでコードを追いかけ、ソースの各行をステップ実行していきながらデータを追っていくのにそんなに時間はかからないはずなのだ。

自分がそうしたすべてを犠牲にするようなプロジェクトに取り組んでいた時に、誰かが私をわきに引っ張っていって、仕事に勝る人生もあると説明してくれていたら、と勝手ながら思う。私のチームのプログラマ達が自分達の作業に熱中するあまり長時間労働したがったら、私は彼らを追い払う。「家へ帰るんだ。人生を楽しんでくれ」

こういう言葉が心に沁みた頃が懐かしい。今の日本の大企業では、コンプライアンスという縛りの下で、一般社員は時間が来ると、下校時間の小中学生のように退社するようになりました。