棋譜並べ

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プロ棋士お二人の棋譜並べの話を読ませていただいて、ちょっとびっくりしました。子供の頃に碁を覚えると棋譜鑑賞は意識しないとしないものなのかと。
私が碁にハマった理由は、武宮正樹さん、小林光一さん、趙治勲さんの棋譜を並べて感動したから。最初は碁の数学的側面(生き死にの存在なんてまさにルールから演繹される定理です)に魅力を感じて始めましたが、詰め碁はやっぱり大変で、すぐ大局観というか図柄というか調和というか効率というか、進むうちに石が働きを増すプロ棋士の石の流れの美しさに心奪われ、繰り返し棋譜を並べました。当時、アマ初段にも届かないぐらいですか。
思うに、棋力でプロを目指す小学生に全く太刀打ちできなくても、鑑賞する能力はそういう小学生より上だったのかも知れません。
難しいものですね。プロを目指すには物心つく前から鍛錬しないといけないですが、勝ち負け以上の価値を理解するのは20歳ぐらいの人生経験を必要とする。
プログラミングも、何万行もさくさく書く人たちにはかなわないですが、いざとなれば、意味もわからず、I/Oに載っているソースコードをもくもくと入力し続けた経験が多少なりとも意味を持つかもと思いました。そう言えば、最近、プログラミングしてないな。