観る碁のための囲碁入門3

もう少しだけルールにお付き合いください。

置けないところ

前回、基本ルールは五目並べと一緒と説明しました。盤上空いている交点ならどこでも好きな場所に置けることも一緒なのですが、囲碁の場合、ルール上置けない場所があります。

  • 置くと四方を囲まれる形になる場所には置けない
    • ただし、置いて相手の石を囲み、取り上げる場合には置ける

下の図で確認してください。A,B,C,Dに黒石を置くと四方を囲まれた形になるので黒石を置くことはルール上できません。



次は下の図でただし書きルールを確認してください。相手の石を囲む場合には置くことができます。



入門のためのルールは以上ですべてです。

取り上げられない石

さて、囲碁のルール入門の仕上げです。下の図を見てください。



AとBは石のない空の交点です。ここはそれぞれ白石を置くことができません。置くと囲まれる形になりますから。Aにも置けないBにも置けない。白石はこれ以上黒石6個を囲むことができません。なので白からこの黒石を取り上げることができません。相手の石が置けない場所を2箇所作ると取り上げられない石になります。


A,Bに黒石を置くことはできます。でも例えばAに置くと、次はBに白石を置くことができるようになります。黒石の四方を囲んで取り上げることになりますから。囲碁の目的は盤上にたくさん石を置くこと、石を残すことです。黒はAに置けますが置くと盤上の石が減ってしまうので置かないようにします。


ゲームが終わる時はこういう形がいくつかできます。互いに、取れる石は取り上げ、取り上げることができない石の塊を増やして、もう増やせなくなった時がゲームの終わりです。石の数を数えて多い方が勝ち。


ここでちょっとルールの訂正をさせてください。前回、囲碁の目的は盤上にたくさん石を置いた方が勝ちと説明しましたが、正確には、盤上の石の数と(上記図のAやBなど)自分の石で囲んだ空点の数の合計が多い方が勝ちです。


お疲れ様でした。次回から実際の対局(ゲーム)を見ていきましょう。