わからない手を打ってみる

少し前に投げない人たちに対して感情に駆られて、 tygemで3dまでランクを落とし、感情的になるとバカになるなーと実感しました。
持ち合わせた感情なのでやりくりしていくしかありません。
冷静さを取り戻して5d復帰しましたが、5dは逆に冷静な人たちの集まりで壁は厚く、維持できずに4d。
感情さえコントロールすれば、5dに上がる自信はつきました。ただ5dは形勢不利でも寄せでじわじわ詰めてくる人たちなのでこれまた性格からいって5dを維持する自信はない。どうしてももう次打ちたいから投げてよという気持ちが途中でわき上がります。
メンタルトレーニングも兼ねて風呂碁に取組中。「誠意」という張り紙を付けたiPadを防水シートに入れて使っています。

私の黒番。

白16の肩付きに、シチョウを抜かないという断固たる決意を見て、なるほどと思いました。

若干押され気味のような気もしますが、黒31でシチョウを見ながら守ったのが自慢。先手を得て左下隅のイジメに向かいましたが、白34とつけられて長考。
攻め合うとセキになりそうで、それで外壁作られてかないませんからイジメの予定を変更。

黒47からいやらしいところ衝いたかなと思ったら、また白52と掛けられ感情に駆られました。

黒53から55と重く打って黒59が感情に駆られた手。出切られて厳しい。

白70のノゾキから割かれ形を気にせず包囲されて、そろそろシノギを考えねばという気持ち。

黒77のキリが決め手と思ったら、白82からアテられて逆に決められてました。黒85に白86と下がられて愕然。切っても取られてますし、絞っても手数が足りません。「大石取った」「大石取られた」という瞬間です。

あちこちコトを大きくしておいて、黒101は死ぬなら外回りを。黒105は利かないのは承知ですが、相手も取ったと思っているからツギが味がいいでしょう。

取られたら投了するしかありません。で読めてない手を打って投了する予定でした。黒7。打ってから白どう打つんだろうと思いました。

黒9の放り込みが私レベルの妙手で、大石生還しました。
下辺上部で外回りを打った分今度は黒が勝勢になりました。以後、例によって投げてもらえませんでしたが、気分もよく集中も続いて大差で勝利。

あきらめた後にもチャンスは残っている。