井山名人ありがとう

http://www.nihonkiin.or.jp/match/2011/05/518.html
昨日、弱冠21歳の井山名人が、エキシビションマッチとは言え、世界最強の李世乭、古力を破って優勝を飾りました。


なんでしょう、この幸福感。
高尾さんが張栩さんから本因坊、名人を預かった時(2006年)以来ですね。
趙治勲さん以来、海外出身、海外のプレーヤへの畏敬の気持ちは高まる一方なのですが、日本人のメンタリティを持った人が勝ってくれると、よかった〜と思ってしまいます。
海外のプレーヤに失礼かもしれないですが、日本人は勝ち負けに関して最初からハンデを負っている気がします。日本人は、実力が同じで、相手が命懸けなら勝ちは譲ろうという不文律を背負っている。そういう状況で勝てるというのは、実力に差があったと無言のうちに主張できたということ。そんな妄想を勝手に抱いています。