日本発恐慌

24日に閣議決定された予算案、総額と国債発行額に衝撃がありました。各社社説とも批判の声。
2008年初頭から半年ほど、「誰が火付け役?」と疑うほどの環境問題特番が続きました。来年は、日本国債デフォルト後の経済のシミュレーション特番をやれば、必ず流行ると思います。
日本人の金融資産が1440兆円という怪しい数字があって、現金・預金が800兆円。民間企業の現金・預金が206兆円で、合わせて1006兆円。
国債現在高909兆円。預金が銀行、郵便局で国債購入に回ってますから、もう無い袖は振れない状態です。この状態で海外に売ろうとしても誰も買わないでしょう?来年が節目です。
(アメリカはある意味うまいことやってます。初めから海外に買わせて、破綻したら損するぞと買わせ続ける。)
金融商品に興味が無いので、今までは何が起こってもゲラゲラ笑っていましたが、今回は、まじめに考えたほうが良さそうです。

金融危機後の世界

金融危機後の世界

すぐNHKに乗せられる悪い癖ですが、ジャック・アタリさんのこの書籍、金融の歴史が概観できて、初めてわかったような気になれました。色々触発されるところもありますが、それは読み終わった後で。